文字列オブジェクトと数値オブジェクト
文字列オブジェクト
文字列オブジェクトは、文字を表現するオブジェクト。文字列、と省略して呼ばれる。
文字列を生成するには、文字を"(ダブルクォテーション)または'(シングルクォテーション)で囲む。
irb
irbとは、ターミナルから直接、Rubyのプログラムを動かすことができる機能。
ターミナルから「irb」と入力すると起動する。
irbを起動したら、直接プログラムを入力してエンターキーを押すだけで実行してくれる。
irbを終了するには、irbを起動中に「exit」と入力しエンターキーを押す。
【例】
ターミナル
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=>
となっている部分は、プログラムの実行結果。
irbではエンターキーを打つたびにそこまでの記述の結果を示す。
文字列オブジェクトの連結
文字列オブジェクト同士を連結させるには、文字列オブジェクト同士を+(プラス)で繋ぐ。数式と同じような書き方。
以下の例では、Hello と Worldが繋がっている。
【例】
ターミナル
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irb(main):001:0> "Hello " + 'World' #文字列を連結
=> "Hello World"
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数値オブジェクト
数値を表現するオブジェクト。
数値オブジェクトを生成するには文字列のときのような"(ダブルクォテーション)または'(シングルクォテーション)も必要ない。
ただ単に数字を記述するだけで生成できる。
以下は数値オブジェクトを使った数値の表し方の例。
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10 # 整数
3.14 # 小数
-10 # 負の値
puts -3.14 # 数値も出力できる
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4行目:putsは、数値オブジェクトも出力できる。