新しいバージョンのRubyのインストール方法
・rbenv と ruby-buildをインストール
Rubyの土台となる、rbenvとruby-buildを、Homebrewを用いてインストールする。
・rbenvをどこからも使用できるようにする
rbenvはインストールされたが、PCにおけるどこのディレクトリからも使用できるようにするため、以下のコマンドを実行。
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$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
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bash_profileというのは、設定ファイルの名称。
・bash_profileの変更を反映させる
設定ファイルであるbash_profileを修正したので、以下のコマンドでbash_profileを再読み込みし、変更を反映させる。
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$ source ~/.bash_profile
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・readlineをinstall
ターミナルのirb上で日本語入力を可能にする設定を行うために、以下のコマンドでインストールする。
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$ brew install readline
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・readlineをどこからも使用できるようにする
rbenvの時と同様に、以下のコマンドでreadlineをどこからでも使用できるようにする。
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$ brew link readline --force
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・ rbenvを利用してRubyをインストール
Webアプリケーション開発用のRubyをインストールする。
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処理に10分程度かかる可能性のあるコマンド。2.5.1
と書いてあるのは今回インストールするRubyのバージョンを示している。
・利用するRubyのバージョンを指定する
インストールしたRuby 2.5.1を使用するために、以下のコマンドを実行。
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$ rbenv global 2.5.1
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これで、これまで使用していたRubyから、先ほどインストールしたRubyを使用するように切り替えることができる。
・rbenvを読み込んで変更を反映させる
Rubyのバージョンを切り替えたので、以下のコマンドでrbenvを読み込み、変更を反映させる。
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$ rbenv rehash
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・ Rubyのバージョンを確認
以下のコマンドで最終確認する。
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$ ruby -v
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Rubyのバージョンが、インストールした2.5.1であることが表示されれば完了。
MySQLを用意する
MySQLは、Webアプリケーションにおけるデータを蓄積する場所のこと。様々な種類があるが、最もポピュラーなMySQLを使用する。
1. MySQLをインストール
処理に時間のかかる可能性があるコマンド。
2. MySQLの自動起動設定を行う
MySQLは本来であればPC再起動のたびに起動し直す必要があるが、それは面倒であるため、自動に起動するようにしておく。
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3. mysqlコマンドをどこからでも実行できるようにする
rbenvやreadlineの時と同様に、どこからでもMySQLを操作するためのコマンドmysql
を実行できるようにする。
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Railsを用意する
Railsというフレームワークを用いて、Rubyでアプリケーションを作成していく。
1. bundlerをインストール
Rubyの拡張機能(gem)を管理するためのbundler(バンドラー)をインストールする。
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$ gem install bundler
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実行すると以下のようになる。実際はバージョンの関係から以下の画像と異なることがあるが、特に問題ない。
2. Railsをインストール
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$ gem install rails --version='5.2.3'
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処理に時間がかかる可能性のあるコマンド。
3. rbenvを再読み込み
一通り開発に必要なものはインストールできたので、以下のコマンドでrbenvを読み込んで、変更を反映させる。
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$ rbenv rehash
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4. Railsが導入できたか確認する
以下のコマンドを実行して、Rails 5.2.3
が表示されれば問題なくインストール完了。
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$ rails -v
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以上でWebアプリケーション開発のための環境構築は完了。