ページ内リンクの利用例と id 属性
id 属性はページ内の固有の要素を示すもであるため、
1つの HTML ページ内に同じ id 名は1度しか使えない。
このようなルールを持っているのは、
ページ内リンクなどにも id 属性が利用されるためである。
例えば、
ページの最下部にある「ページの先頭へ戻る」といったリンクもページ内リンクであり、
その他、ページ目次などとしても利用される。
◉ 目次を使用した場合を例にとって考える。
⚫︎目次のリンクリストをクリックすると、ページ内の該当するセクションへ移動する。
⚫︎ ページ内に同じid 名の要素があると、クリックしても
どちらへ移動すればいいかわからなくなってしまう。
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以上より、同じ id 名は1度しか使えない。
では、どのように区別すればいいのか??
⚫︎ 「 −(ハイフン)数字 」をつけるなど違いをつける。
⚫︎ id 属性じゃなく、 class 属性で名前をつける。
id 属性は、ページ内リンクのほかにも、
JavaAScript などのプログラムを実装した際、固有の要素を特定する場合に用いられる。
そのため、CSSを適用するためだけに id 属性を多用することは避けた方が良い。
一般的に、
ページのブロック分けやサイト名など、ページ内に1つしか存在しない要素であることを
明確にする際に id 属性を用いる。
その他の要素には、クラス属性などで指定しておくと良い。