インライン要素のボックスの特徴
インライン要素(<p>など)のボックスは、
ブロックレベル要素 (<a>など)のボックスとは、違った特徴を持っている。
◉ インライン要素の主な特徴
● width height プロパティを設定することができない。
仮に指定しても無視される。
●インライン要素のボックスは文字部分のみのため、padding プロパティを指定すると
文字部分の周りに余白を追加する。
上下左右全てにpadding を設定できるが、上下padding で広げたボックスの領域は
次に続く内容と重なる
そのため、罫線や背景が指定されていない場合は、
上下の padding は有効になっていないように見えてしまう。
● 左右 margin は設定することはできるが、上下 margin は設定できない。
仮に指定しても無視される。
◉インライン要素が複数行に渡る場合に使う span について
● span タグ
そのタグ自体には意味はなく、範囲を適宜する汎用的なタグとして利用できる。
※ div タグとの違い
同じようにそのタグ自体に意味を持たない div タグはブロックレベル要素。
したがって、インラインレベル要素である span との違いに注意。
span は主にマークアップする場合に用いる。