import sys
プログラムを動かすとき、最初に使いたい情報を渡すことができる。
◉ 情報を渡す??
ほとんどの場合、プログラムを動かすためには、必要な情報は
「プログラムの中(内側)」へ入力する。
しかし、場合によっては、「プログラムの外側」から情報を提供しないと(渡さないと)
いけないことも出てくる。
例えば、動かすたびに、プログラムの中の名前が変わるなどの場合、
いちいち書き直すのはナンセンス。
また万一、間違えて記入すればプログラム自体が動かなくなってしまうこともある。
こういった場合には、プログラムの外側から情報を渡す。
◉ コマンドライン引数
プログラムの外側から情報を渡す方法を、「コマンドライン引数」という。
python 実行ファイル.py 引数1 引数2 引数3 ....
※引数と引数の間は、半角空白1つ以上が必要
◉ コマンドライン引数の受け取る方法
sys.argv
必ず、プログラムの先頭に「 import sys 」と入力し、
外部モジュール「 sys 」を利用する宣言を行う。
EX.)
import sys
print(len(sys.argv)) #組み込み関数「len」で受け取った引数の数がわかる
print(sys.argv[0]) #0番目はプログラム名
print(sys.argv[1]) #1番目は1つ目の引数の内容
※ sys.argv はリスト。
0番目にはプログラム名、
1番目には引数の1つ目が入っている。
◉ len
組み込み関数の1つ。
オブジェクトの長さ、要素の数を返す。
引数は文字列、タプル、リストなど(シーケンス)か、辞書、集合など(コレクション)。