画像の色反転(ネガポジ)
画像の色を反転させることを
フィルムカメラのフィルムネガを直接見たようになるので、
ネガポジという。
◉色反転させる理由。
画像から特徴パターンを見つける際に、
色を反転させることで、「歪み」や「ノイズ」を取り除き
判別しにくかった部分を見やすくする効果がある。
医療において「デジタルマンモグラフィー」のモニタ診断での
有用性も高いと言われている。
◉色反転の方法
cv2.bitwise_not(画像)
⚫︎画像:色を反転させたい画像
<色反転させるPythonコード例>
import sys
import cv2
if len(sys.argv)<2:
print('表示したいファイル名を指定してください。')
sys.exit()
file = sys.argv[1]
try:
img = cv2.imread( ' file ' )
if img is None:
raise ValueError('ファイルが見つかりません')
negaposi = cv2.bitwixe_not(img)
cv2.imshow(file, negaposi)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
except ValueError as e:
print(e)
except:
import traceback
traceback.print_exc()
ネガポジした画像と元の画像を見比べると、
みえにくかった物同士の境目が、
コントラストが向上してみえやすくなっている箇所がある。
この「見えやすさ」がコンピュータにとっては、
「違いを見つける」ポイントとなり、
顔検出の精度に影響を与える。