ラプラシアン
◉画像の輪郭とは?
画像には明るい部分と、濃い部分がある。
急激に濃度を変化した部分を拾って線で表すと、
対象に大まかな形が見える。
これが輪郭、または輪郭線である。
また、輪郭を「エッジ」と呼ぶ。
◉エッジを使う理由
画像検出では、画像の中にどのような特徴があるのかを
コンピュータに調べてもらう必要がある。
そこで、エッジを使って大まかな形を見つけ、コンピュータが判断する回数を
ぐんと減らし、よりスピーディーに作業が進ようにするため。
大まかな形は効率よく特徴を持って見つけることができるので、
利用する。
画像からエッジを抜き出す方法の1つに「ラプラシアン」がある。
cv2.Laplacian(画像, 出力画像の色深度)
⚫︎画像:エッジを抜き出したい画像
⚫︎出力画像の色深度:画像の色数
<画像からラプラシアンで輪郭を抽出するPythonコード例>
import sys
import cv2
if len(sys.argv)<2:
print('表示したいファイル名を指定してください。')
sys.exit()
file = sys.argv[1]
try:
img = cv2.imread( ' file ' )
if img is None:
raise ValueError('ファイルが見つかりません')
edge = cv2.Laplacian (img, -1)
cv2.imshow(file, edge)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
except ValueError as e:
print(e)
except:
import traceback
traceback.print_exc()
※ 今回は元画像と一緒にしたため −1